こんにちは!福岡県遠賀郡を拠点に、北九州市などで基礎工事や仮桟橋施工などの土木工事を行っている株式会社高村組です。
土木工事などで、地中深く穴を掘ることがありますが、そのまま下に向かって掘り進めていくと、穴の側面や上部から穴が崩れてくることがあります。
このような崩壊を防ぐための仮設構造物が支保工であり、特に山留めで使われるものが山留め支保工です。
このコラムでは、山留め支保工がどのような工事であるのかご紹介します。

山留め支保工とは


地中深くに土を掘削すると、地盤が崩れる恐れがあるため、矢板などで土を押さえる山留めが行われることがあります。
山留め工事では、まず山留め壁の構築から実施されます。
このとき、周りの土や岩盤が崩れないように支えるための仮設の構造物として支保工が構築されます。
山留め壁を構築して、地下へ掘削しながら、更に山留め支保工を構築することで、山留め壁がより安定する仕組みです。

山留め支保工の主な工法

山留め支保工には以下で紹介するいくつかの工法がございます。

水平切梁工法

水平切梁工法とは、鋼鉄製の切梁を格子状に組み立てて山留め壁を支える工法です。
敷地の高低差が少なく、ある程度の深さまで地盤を掘り返すときに使われます。

アイランド工法

アイランド工法とは、山留め壁に沿って斜面を残しながら、斜面に支保工を構築する工法です。
掘削した中央部に構造物を造り、そこから山留め壁に向かって切梁を設置します。
水平切梁工法と比べて、切梁の材料費や施工費が安くなります。

逆打ち工法

逆打ち工法とは、地下の構造物を上から下に向けて構築する施工法です。
山留め壁を設置して、先に鉄骨をあらかじめ地中に埋めておき支柱にして、掘削と躯体工事を同時に行う工法です。
工期の短縮が必要な場合や、敷地に余裕がなく周辺に構造物が多い状況で採用されやすい工法です。

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